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針治療について



治療を行う際、炎症が進み、痛みが最も酷くなる急性期には、薬物療法によって痛みを抑え、炎症が治まるまで安静にしているのが基本です。マッサージや整体を使用する療法は、炎症がある程度治まって、痛みも少なくなる慢性期に行います。

ですので、急性期に行える療法はあまり多くはないのですが、逆に急性期から始めることで効率が上がるものもあります。それが針です。なお、疾病に行われる「はり」は、日本では一般的に「鍼」と表記しますが、ここではわかりやすく「針」と表記しています。

この方法は主に肩こりや関節リウマチなどの疾患を治すのに効果的とされていますが、五十肩にも効果があることがわかっています。病院における薬物療法に使われる薬は、ひとつの薬にはあまり多くの効能は含まれていないため、数種類の薬を同時に服用することが多くなります。

これは打つ場所によって炎症を抑えたり、血流をよくしたりと、様々な効果を期待できるので、大変便利な方法です。薬と違って副作用もないので、安心して受けることができるのも大きなメリットと言えます。

五十肩の場合、肩の炎症が進んで筋肉が固まってしまったり、関節が委縮してしまったりする前に施すことで、より効果を発揮します。ですので、五十肩の急性期の初期に行うのがもっともいいでしょう。

早くから治療を施すことにより、急性期に起こる激しい肩の痛みや筋肉の痙攣などを抑制することができます。正し、1回行っただけでは効果は期待できないので、何度も行う必要があります。

早い時期から続けていれば、効果が表れるのも早くなります。しかし、始めるのが遅かったり、患者が高齢だったりすると、効果が表れるのが遅くなってしまう場合があるので注意が必要です。

急性期から始めて、慢性期になっても続けることで、より高い効果を得られます。慢性期には、お灸による温熱療法と合わせて行われることもあります。1日も早くその辛い五十肩の早期回復を目指していきましょう。