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なで肩について



五十肩の予防に大切なこととして、肩にあまり力を入れないこと、つまり肩に負担をかけるような行為に注意しなければなりません。

特に男性はストレスを我慢しながらよく肩先が尖ってしまう方が多くいますが、肩の硬さが増してくると血行も悪化して、筋肉の可動域が減ってくる大きな原因です。

また筋肉が少ない女性に多いのが、なで肩の傾向です。首が細い方にも多い傾向にありますが、なで肩の場合、五十肩の発症率が高まります。

肩の傾斜が大きいと、腕を上げる動作1つでも肩に大きく負担がかかります。腕を支えているのは僧帽筋という筋肉ですが、この筋肉はちょっとした負担で疲労を起こします。

常に10キロ近くある腕を支えてぶら下げていますので、なで肩タイプの人にはそれなりのケアが必要になってきます。

肩凝りを軽減させ、また五十肩を予防するためには、筋力アップを試行することも大切です。

もちろん、いきなりダンベルを使用してビルドアップする、というのは疲労を大きくしがちですので、日常生活のレベルでできることから始めます。

例えば、広いテーブルを拭く、というものでもいいですし、他にも沢山の方法があります。

また、電車の中でつり革に長時間掴まるのも、実はよくありません。つり革に掴まっている方が楽と思いがちですが、手や首、肩などに痛み、またしびれが起こしてしまうことがよくあります。

またこの症状が起こると、五十肩ではなく、「胸郭出口症候群」という病気にかかっている可能性が高まります。胸郭出口症候群になると、極度の冷えや頭痛、また吐き気やめまいなども起こってきます。

なで肩の人は、常に緊張が普通の方よりも大きくなり、場合によっては、筋肉の硬直も大きくなりがちです。

またこのことで血行がスムーズさを失い、筋肉には老廃物が蓄積していきます。このような状態を解消するのに効果が高い方法として、体操やストレッチがあります。

具体的なやり方としては、まず腕を横方向に開き、そのまま肘を曲げます。そして肩よりも高い位置に持っていき、肩甲骨を持ち上げます。そして、そのまま10秒程度維持します。1回のパターンを10回以上運動すると効果がアップします。

五十肩を改善するには、このような体操やストレッチ、筋力トレーニングなどをおこない、肩関節周りの拘縮を取り除きながら、肩関節の筋力をつけていくことが求められます。

整形外科などでは、安静にすることが求められますが、安静にしていても、いつまで経っても症状が改善されることはありません。

ですので、このことをよく知っていただき、積極的に治療を行い、1日も早くその辛い五十肩を改善出来るよう、治療に専念してもらえればと思います。