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寝る姿勢について



寝る姿勢が悪いと肩凝りを起こしやすい、とはよく言われますが、五十肩にも影響が大きいのがこの寝る姿勢です。横向きの姿勢、つまり左右のどちらかの側面を布団に押し付けて寝る姿勢が、五十肩発症の大きな原因となることがあります。

病院でしっかりと問診を受けた場合、このような癖がついているという方も多いようです。何故、側面を押し付けて寝ることが悪いかと言うと、横向きに寝た状態では、肩関節が前方にずれてしまう状態になるからです。

上腕の骨頭が滑った状態になり、肩周辺にある筋肉が無理な力で引っ張られると、常に向いているほうの肩だけが痛んだり、その腕が上がらなくなってしまうことがあります。

また、人によっては横向きでないと眠れないという理由があると思います。例えば、身体のゆがみが原因で、左右のどちらかを向いてでないとよく眠れないという方もいます。

また、壁が近いほうを向くのはいやだ、と言う方、赤ちゃんを寝かしつける際に癖がついてしまっている、テレビやパソコンの画面が常に一定方向だから、など、たくさんの理由があると思います。

また、腰の椎間板ヘルニアなどの疾患では、横向きでエビのように丸まるのが良い寝方であると言われています。

このように、横向きがいいものなのか悪いものなのか、なかなか判断がしずらいと言えますが、椎間板ヘルニアの再発を防ぐには効果的だとしても、五十肩には良くないとしっかり自覚しておくことが大切です。

もちろん痛みがある場合でも、寝方を直せばそれだけ痛みが軽減されることがあります。五十肩になってしまってからも横向きでどうしても、という場合は、痛むほうの肩を上にもってくることが大切です。

また、仰向けでも腕が下になると痛みますので、クッションなどを肩の下に敷いてから高さを維持すること、また三角巾などで固定して動かさないようにすること、などが大切です。

その他には起き上がりにも要注意です。例えば、腰のヘルニアでも腰椎に負担をかけないように起き上がるようにアドバイスされますが、五十肩では手をついたり、とにかく肩や腕に負担がかかるような起き上がりは厳禁ですので、注意するようにしてください。

一番良いのは肩に負担をかけないように就寝することですが、一度、就寝してしまえば、人は一晩に何百回と寝返りを打つと言われていますので、出来るだけ負担のかからない寝方をすれば、予防策には十分かと思います。