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肩こりについて



症状が出るのが同じ「肩」ということで、肩こりと五十肩は同じものであると思っている人は多いようです。しかし、この二つの疾患は起こる場所は同じでも、その原因や症状、対処方法などは大きく違ってきます。

多くの人は五十肩も凝りと同じものだと思いこんで、軽視する傾向にありますが、放っておくと日常生活に支障をきたすので、それぞれの特徴をよく知り、それぞれに合った、予防や処置を行うことが大切です。

まずは特徴についてです。一番の原因としてなりやすいのは、「筋肉の疲労」です。具体的には、長時間同じ姿勢で仕事をすることの多いデスクワークや、シートに深く腰掛けながらの車の運転など、「一部の筋肉だけを長時間使い続ける」ことにより、筋肉が疲労した結果、起こりやすいのです。

片方の手だけ重い鞄を持ったりして肩がこる学生もいるように、老若男女問わず発症します。このようなことが起こる要因は多岐にわたり、先述のデスクワークや運転などの不良姿勢、肥満やなで肩などの体型、日常的な不安や悩みなどのストレスなどが肩こりの原因として挙げられます。

この他にも、ネックレスなどの装飾品によるもの、生理異常や妊娠など女性特有の原因から来るものなど、予防することは非常に難しく、発症してからの対応によって症状の強弱が分かれます。

一方、五十肩は発症する原因、年齢などがある程度限定されており、発症時期は40~60歳、原因は先述の年齢で腕を大きく上に伸ばしたり、スポーツなどで肩から腕にかけての大きな運動を行ったりすることで発症しやすくなります。痛みが腕にまで達し、また腕の可動域が極端に減ってしまうのが特徴です。 

肩のこりは生活習慣の改善などである程度の予防と改善が期待できますが、五十肩は発症してしまうと治すのに半年以上かかったり、完全治癒のためには整形外科での適切な治療やリハビリが必要になるなど、厄介な部分が多いので、肩の痛みを覚えたら、医師に相談して病名をはっきりさせるようにしましょう。