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夜間痛について



五十肩の治療において重要視されるポイントに、夜間痛があります。多くの患者さんは、まずこの寝たくても寝れなくなってしまう痛みをどうにかしたい、またその後リハビリや生活をスムーズにこなすようになりたい、と考えます。

五十肩になると、何故夜により痛みが激しくなるのでしょうか。まず寝ているときには上腕に負担がほとんどなくなりますので、上腕骨頭が上に持ち上がるようになり、このことで腱板と肩峰が接触することが大きな原因の1つです。

他には体温が下がることで患部に熱が集中する、という場合も考えられますし、寝返りを打って状態を悪化させてしまう場合もあります。

また、神経が日中の痛みで高ぶり、自律神経も副交感神経がうまく優位になっていないと、体内の異常に集中するようになってしまい、痛みをより大きくしてしまいがちです。

これは虫歯などでも言えることで、このような状態になると睡眠障害が起こすことがあり、体力も徐々に低下してしまいます。痛みがあっても眠気のほうが勝つ、といっても朝方寝てしまってからでは睡眠も不足しがちです。

五十肩の夜間痛を改善するためには、もちろん痛み止めを施すことです。病院で処方される薬剤、ブロック注射や整体での手技など、多用な方法があります。

また、夜間痛で悩む方のほとんどが治療を遅らせてしまっていると言われます。急性期にはアイシングをしてまず炎症を沈め、また拘縮が出てくると、徐々に夜間痛が出てきますが、この頃に治療を開始する、というケースでは遅すぎます。

このような状態になる前に、より早期から運動療法などを用いて治療をおこなっていれば、そこまで痛みに苦しむこともなかったと言っても遅すぎます。

また、整形外科などでは五十肩は放置していれば治る、と言われことがありますが、そのような言葉を決して信じないでください。五十肩は放置をしていては絶対に治りません。このことをしっかりと知ってください。

また、五十肩にも様々な病気が隠れている場合が多くありますし、最悪の場合は手術をしなければならなくなることもあります。ですが、五十肩は手術をしても完治することはほとんどありません。

それどころか、痛みを再発したり、術前よりも症状が悪化してしまう方が大勢います。このようなことにならないためにも、少しでも肩に痛みや違和感を感じたら少しでも早く治療を開始することが、五十肩の改善に繋がっていきます。