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手術について



この病気を治療するなら病院で薬物療法を受けるのが一番お勧めです。この療法なら急性期における激痛を感じることなく慢性期に移行することができます。

しかし、あまりに炎症が酷くて痛みも大きい場合、薬物療法でも限界があります。そのような場合には、手術が必要になることもあります。また、必要がない場合でも、患者の都合で治癒を早めたい場合などは、患者自身の要望で受けることもできます。

治療のために行われる術式は、肩関節鏡視下術というものです。通常は胃カメラなどに用いられる内視鏡を利用し、この内視鏡に写し出された映像を確認しながら行われます。

肩の筋肉の癒着してしまったところを剥がし、スムーズな関節の動きを取り戻すことが目的です。なお、全身麻酔をかけるので、気がついた頃には終わっているので、安心して受けることができます。

この術式は、肩の前後に孔を開け、そこから癒着を取り除く、というものです。このとき癒着を取り除くだけではなく、固くなった靭帯を切り離したり、異常に突起した骨があれば削り取るなどして、五十肩の再発を防ぎます。

また、麻酔がきれてしまわないうちに患者の腕を軽く動かし、肩関節の運動制限を少なくすることで、術後には快適に腕を動かすことができるようになります。これらの作業を行って、だいたい1時間ほどで作業は終わります。

医療はどんどん進化しているので、最近では術後の傷も小さく目立たなくなってきています。患者の体の負担も少ないので、術後はあまり日数をおかずに退院できることがほとんどです。

しかし、手術をしたからといって、完治とはなりません。あくまでも肩関節の動きをスムーズにし、痛みを少なくすることが目的です。ですので、術後から退院までは運動療法は不可欠となります。

通常よりも完治までにかかる期間が半分ほどに減るので、痛みを感じずに五十肩を治療したい人にはお勧めの方法です。